白浄花の輝き編 

つたない後書き 

 ここまでのご拝読、ありがとうございます。
 いやあ、長かったです。すっごく長かった。
 はじめは、ただの手遊びで異世界落下物を書き始めたんです。「自分の世界に帰る」エンド じゃなくて、「自分の世界に帰らない」エンドを書きたいなあと、書いていました。
 最初から瀬奈は帰らないと決めていたんだけど、どういう経緯を辿って残ることになったか、 それを書いていたように思います。
 しかも、ここまでの長編になる予定ではありませんでした。四部構成ではありましたけど、 もっと早く終わるもんだと思ってました。
 本当に、気まぐれで、遊び程度の心持から始まったので、話もあちこちおかしいところや強引な ところだらけで、時折(というかしょっちゅう)、穴を掘って潜りたくなったりもしました。でも 書いてみて良かったな、と正直そう思います(^ ^)

 なんだかんだでここまでお付き合い頂けて、本当に嬉しいです。ありがとうございます!

 さて、ええと、「白浄花の輝き」は上にも書いたように、帰らない結果までの経緯を書いていて、 恋愛もせいぜい明美verだけのつもりで書いていました。ですから、主人公の恋愛を期待されて いた方にはちょっと残念な作りになってます。
 それで、瀬奈の方の恋愛に視点を当てて書きたいのもあって、「その後」的なお話も書く予定ですので、 良ければ楽しみにして頂ければ幸いと存じます。つまるところ続編なわけです。
 恐らく、その続編までしか書かないだろうと思います。
 
 ではでは、本当に、読んで下さってありがとうございます! 
 趣味の物書きですが、ますます精進していければと思います。頑張ります!
 それでは、これにて失礼します。

 六月の終わり、雨の合間の晴れの日にて。


 2009.6.24.


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