その日の朝、森里瀬奈は登校中に地震に遭い、地割れに落ちてしまう。
次に気がつくとそこは「ザナルカシア」という世界にある、ヴェルデリアという国だった。異世界の住人と交流を深めながら、瀬奈は元の世界に戻る方法を探す。
それには千年前の人間が鍵になっていた。
やがて瀬奈はヴェルデリアと敵国ラトニティアのある石を巡る抗争へと巻き込まれていく。
果たして、瀬奈は無事元の世界に帰ることが出来るのか?
白浄花の輝き編から二年後の続編。
瀬奈はアカデミー帰りに老人と会い、腕輪を強制的に預けられてしまう。自力では外せない上、その腕輪には秘密があって……。そこに第一警備隊の隊員も現れ、事態はどんどん複雑化していく。
更に、世間では協会登録ハティナーの情報流出事件が起こり……!?
あいつぐ事件に巻き込まれながらも、果敢に立ち向かう瀬奈だが……。